桜貝の気まぐれ日記

還暦過ぎての初ブログ開設

TwitterからXへ

最近TwitterがXとなり、可愛い小鳥から醜悪なアイコンに様変わりしてしまった。

慣れ親しんだツールだから還暦過ぎた私としては新しいことに手を出すのも慎重になって、Xに抵抗はあるものの利用し続けている。

このブログを始めたのもXを辞めねばならなくなった時を想定して開設したのだ。

Twitterでは主に観劇の感想をつぶやいて来て、フォローするアカウントも謂わゆるヅカファンが大半をしめていたが、ある時ヅカ関連の癌で闘病されてるアカウントが気になってフォローしたのをきっかけに、(その方は残念ながら先日お亡くなりになったのだが)おすすめのタイムラインに癌で闘病される方々のアカウントが次々に流れて来るようになった。

実は私も4年半程前に乳がんの部分切除手術を受けていて、現在もホルモン治療中でもあったり、実父を癌で亡くしていることから、人ごととも思えずツイートを見させて頂いていた。

末期がんの方々が希望を捨てず前向きに治療する姿に、もし自分がその立場になったらこんなに強く立ち向かえるのだろうかと考えさせられることばかりだ。

2人に1人が癌になる時代で新しい治療法よ発見されているのに、治療法が無く余命宣告をうけて、癌でも軽やかに生きていたいと前向きにツィートする30代前半の「も子さん」とおっしゃる方がいる。私の娘と変わらない歳だ。もの凄く辛い状況なのに治療法を模索し、一方緩和ケアの準備をし、痛みに耐えながら友達や家族との食事や旅行を楽しみ、趣味の読書を続け、いつも人への思いやりや感謝を忘れない。

心の中は不安でいっぱいだと思うのに。

Twitterはその終わりにこんなにも尊い方の存在を教えてくれた。

TwitterからXへ切り替わるとともに

10日以上、も子さんのツイートが途絶えている。