初めて望海さんのコンサートへ行って来ました。
いやー良かった!
日本青年館の2階最後列のセンター席。
歌が聴ければ良いタイプの人間なので節約第一である。
とても音響が良く感じたんだけれど、単純に歌が素晴らしいからなのかな?
男役としての望海さんの歌声が大好きだったから、特にワンスのヌードルスの楽曲ね。
コロナで殆ど中止になったけど執念で2回観劇して、これ以上の男役はないと思ったものだ。
このコンサートでも「摩天楼のジャングル」を歌ってくれた。
私的には「愛は枯れない」と「いい夢だけを」が甲乙付け難く好きだけど、望海さんもワンスの東京公演数が少なかったことを残念に思ってファンの為にセトリに入れてくれてるんだね。
私は男役を離れた元ジェンヌさんには何故か興味がなくなるのだけど、イザボーで共演する予定の上原理生氏がゲストと知って興味が沸いてイザボーを観る前からこのコンサートのチケットを取っていた。
それが大正解!
お二人のデュエット
ミュージカル、ルドルフ〜ザ・ラスト・キスの
「something more」
もう、場内に響き渡る極上のハーモニー!
私の知る限りでは日本人歌手のレベルを超えた最高の歌声に包まれる幸せな空間だった。
もう歌が極まってた。
後は上原氏のゴッドファーザーのテーマは聴きごたえがあった。流石のオペラ出身!?
事前にセトリを調べて期待してたジーザスクライストスーパースターの
「I don't know how to love him」は本家を観劇したばかりなので何か違う。
マグダラのマリアの気持ちで歌って欲しいからまだ未見だと仰ってたので是非とも今度の京都で観て頂いてからまた聴いてみたい。絶対変わると思う。
イザボーの楽曲「Queen of the Beats」もあったけど、やっぱり歌詞もメロディーも刺さらなかったわ。
美空ひばりの「お祭りマンボ」、ABBAの「Money, Money, Money,」、カーペンターズの「Top of the world」などはご自分の声質にぴったりの楽曲を選曲されて英語にも挑戦されてとっても耳心地良かった。
望海さんの歌は上手いだけじゃなく生命力を感じるんだよね。上手くても生声なのにカラオケ聴いてる感じの方もいらっしゃるから。
望海さんの宝塚退団後の舞台って、ムーランルージュとイザボーしか拝見してないけど、
どうしても娼婦には見えなくて、ムーランルージュなら映画の方が世界観があると思ってしまうし、イザボーはキャストの歌唱力は皆様最高なのに脚本と説明過多の楽曲が好きになれなかった。
今日、お隣に座った方がガイズ&ドールズがお好きでまた観たいと仰ってたけど、何しろ歌い方の苦手なキャストが混じってると興醒めする面倒な客なので難しい。
今年の、ムーランルージュはファンクラブに入ってるのに申し込まなかったし、これじゃファンと言えないね。
グッズを沢山買ったり何回も同じ公演を観劇したりする情熱は無いんだけど
またコンサートがあったら行きたいなあ。